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江國香織さんの「泣く大人」読了。

泣く大人 (角川文庫)

江國さんの作品は大好きで、文庫化されてるものは全部読んでいるのかな？
この「泣く大人」はエッセイなんだけど、江國さんのエッセイも面白い。
小説の世界そのままっていうか、生活感のない日常をふんわり暮らしてる感じ。
でも、けっこう共感できるところもあったり。
何気ない物事を切り取る目と文才があるって素晴らしい。
あと、解説で小澤征良さんも書いてらしたけど、江國さんのエッセイを読んでいると、男兄弟しかいない私はものすごく姉妹が欲しくなる。
この本の中に「欲しいもの」っていうのがあったけど、私の欲しいもののひとつは姉妹だな。
姉でも妹でもいいけど、欲しいよなあ。
無理だけど。